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田原若戸小児童が「タッチャレ」体験

タッチャレで楽しく遊ぶ児童=若戸小学校で
タッチャレで楽しく遊ぶ児童=若戸小学校で
PRする市川さん㊧と柳田さん
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 視覚障害の有無にかかわらず遊べるカードゲーム「タッチャレ」の体験教室が19日、田原市立若戸小学校であった。
 指で触ると判別できる四つのマークと4種類の触感を組み合わせたトランプに似たカード。指先の感覚だけでババ抜きなどのゲームを遊べる。
 企画開発したのは南山大学経営学部で川北眞紀子教授ゼミ生の市川雄大さんら3人。昨年開催された大学ゼミ対抗で企画の商品化を目指す「スチューデント・イノベーション・カレッジ2022(Sカレ)」で「社会課題を解決する印刷商品」のテーマに挑戦。テーマ1位、プラン優勝、学生賞の3冠に輝いた。
 今年9~11月にクラウドファンディングで102万円を集めて商品化。現在リターンなどの発送が始まっている。年明けには公式ホームページで一般販売するという。
 若戸小4~6年生43人が、福祉の授業の一環としてタッチャレを使い、視覚障害団体「さくらんぼ」のメンバーと遊んだ。児童からは「思った以上に難しかった」「視力の大切さが分かった」などの声が出た。
 市川さんは「多くの人がタッチャレを遊んで、目の不自由な人について考えてもらうきっかけにしてほしい」と話した。タッチャレの開発初期からテストに参加しているさくらんぼ代表の柳田知可さんは「障害のあるなしに子どもたちが遊べるものになった」と喜んだ。
【岸侑輝】

 視覚障害の有無にかかわらず遊べるカードゲーム「タッチャレ」の体験教室が19日、田原市立若戸小学校であった。
 指で触ると判別できる四つのマークと4種類の触感を組み合わせたトランプに似たカード。指先の感覚だけでババ抜きなどのゲームを遊べる。
 企画開発したのは南山大学経営学部で川北眞紀子教授ゼミ生の市川雄大さんら3人。昨年開催された大学ゼミ対抗で企画の商品化を目指す「スチューデント・イノベーション・カレッジ2022(Sカレ)」で「社会課題を解決する印刷商品」のテーマに挑戦。テーマ1位、プラン優勝、学生賞の3冠に輝いた。
 今年9~11月にクラウドファンディングで102万円を集めて商品化。現在リターンなどの発送が始まっている。年明けには公式ホームページで一般販売するという。
 若戸小4~6年生43人が、福祉の授業の一環としてタッチャレを使い、視覚障害団体「さくらんぼ」のメンバーと遊んだ。児童からは「思った以上に難しかった」「視力の大切さが分かった」などの声が出た。
 市川さんは「多くの人がタッチャレを遊んで、目の不自由な人について考えてもらうきっかけにしてほしい」と話した。タッチャレの開発初期からテストに参加しているさくらんぼ代表の柳田知可さんは「障害のあるなしに子どもたちが遊べるものになった」と喜んだ。
【岸侑輝】

タッチャレで楽しく遊ぶ児童=若戸小学校で
タッチャレで楽しく遊ぶ児童=若戸小学校で
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カテゴリー:社会・経済

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