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アビリンピックで金賞の植村さんが豊川市長に報告

金賞受賞を報告した植村さん㊧=豊川市役所で
金賞受賞を報告した植村さん㊧=豊川市役所で

 第43回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の「機械CAD」部門で、新東工業ものづくり本部技術・品質管理グループの植村晃さん(39)が金賞を獲得した。豊川市役所へ25日に訪れ、竹本幸夫市長に受賞報告した。
 大会は11月17~19日に県国際展示場で開かれた。同部門は、配布された設計図から寸法や形を読み解き、CADを使って3D化する。さらに3D化した立体から図面にする。今回はリフト機構がテーマの出題で、制限時間3時間10分でこなした。
 図面を正確に読み解き、CADの使い方を理解して3D化する力が求められる。2カ月間練習して本番に挑んだ。制限時間を計算して作業を進めた。
 植村さんは心臓に病気を抱えているが、日常生活に支障はないという。仕事ではCADを使う部門の環境整備をしており、大会出場が仕事にもプラスになっている。
 植村さんは「過去に大会に何度も出場し、15年ぶりに金賞を獲得でき大変うれしいです。2027年にフィンランドである世界大会に出場することが、これからの目標です」と述べた。竹本市長は「世界大会出場の報告を楽しみにしています」と期待した。
【竹下貴信】

 第43回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の「機械CAD」部門で、新東工業ものづくり本部技術・品質管理グループの植村晃さん(39)が金賞を獲得した。豊川市役所へ25日に訪れ、竹本幸夫市長に受賞報告した。
 大会は11月17~19日に県国際展示場で開かれた。同部門は、配布された設計図から寸法や形を読み解き、CADを使って3D化する。さらに3D化した立体から図面にする。今回はリフト機構がテーマの出題で、制限時間3時間10分でこなした。
 図面を正確に読み解き、CADの使い方を理解して3D化する力が求められる。2カ月間練習して本番に挑んだ。制限時間を計算して作業を進めた。
 植村さんは心臓に病気を抱えているが、日常生活に支障はないという。仕事ではCADを使う部門の環境整備をしており、大会出場が仕事にもプラスになっている。
 植村さんは「過去に大会に何度も出場し、15年ぶりに金賞を獲得でき大変うれしいです。2027年にフィンランドである世界大会に出場することが、これからの目標です」と述べた。竹本市長は「世界大会出場の報告を楽しみにしています」と期待した。
【竹下貴信】

金賞受賞を報告した植村さん㊧=豊川市役所で
金賞受賞を報告した植村さん㊧=豊川市役所で

カテゴリー:社会・経済

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