「福井酒造」で蔵開き 過去最高のにぎわい

　豊橋市中浜町の「福井酒造」で２日、蔵開きがあった。大勢が試飲や酒蔵内の見学を楽しんだ。
　午前９時からだったが、同７時半から並ぶ人がいたほど盛況。東京など遠方からの人もいて、過去最高の来場者でにぎわった。
　試飲は、人気急上昇中の特別純米酒「雄町」をはじめ、長い人気の純米酒「福」、新ブランド「蝉蔵ＣＩＣＡＤＡ（シカダ）」のスパークリングなどを味わった。たる酒は飲み放題。酒蔵内の見学では、酒ができるまでの工程を分かりやすく解説。同社独自の製法も紹介した。
　参加者は「酒は日本の素晴らしい食文化で、海外でも評価されている。蔵開きは酒好きにはたまらない企画で、おいしい酒の飲み比べを堪能しています」と話した。
　福井知裕社長は「協賛企業が増え、酒だけでなく、食事やデザートもそろい、老若男女が楽しめるイベントになりました」と話した。
【竹下貴信】