のんほいパーク「ひだまり交流館」開館

　豊橋総合動植物公園（のんほいパーク）で23日、「ひだまり交流館」が開館した。「ゾウの見える丘」にあり、休憩所と講義室を兼ね備える。オープニングイベントがあり、高見一利園長が「動物園のこれから」と題して課題や展望などを語った。
　雨天や猛暑の日でも利用客に楽しんでほしいと造られた。冷暖房完備で快適に過ごせる。
　約１９０平方㍍で木の温かみの感じる広々とした空間にした。放飼場で過ごすゾウを見ながら、ひと休みできる休憩所と、講演やワークショップができるスペースを兼ね備えた。食事も可。特別展などが開ける展示スペースも設けた。
　高見園長はスライドを使いながら、施設の狙いや力を入れる「動物福祉」の取り組みなどを話した。交流館について「さまざまな機能を兼ね備えているので楽しみ。『使いやすくなった』と利用者に言ってもらえるように頑張ります」と語った。
　市内から来た50代男性は「ほっとする空間ができた」と話した。
【北川壱暉】