専門職目指し東三河で入学式

　県内６９２の小学校で４日、入学式があった。新１年生が笑顔で式に臨んだ。東三河では、専門学校などの入学式も相次いで開かれた。

豊橋准看護学校

　豊橋准看護学校は、豊橋市保健所・保健センター「ほいっぷ」講堂で入学式を開いた。55人（女性46人、男性９人）が入学した。
　福井一裕校長は「皆さんは東三河の看護を担う大切な人材。この土地で准看護師として働く姿を想像し、学校生活を送ってください」とあいさつ。浅井由崇市長、近藤喜典議長が祝辞を述べた。
　新入生を代表し市川裕紀さんが「相手の喜びが自身の喜びと感じられるようにしたい。思いやりと実践力のある准看護師を目指します」と誓った。
　出身地は豊橋を中心に県内各地と静岡県、富山県など。年齢制限はなく、社会人になってから看護の道を目指す人もいた。
【竹下貴信】

豊橋歯科衛生士専門学校

　豊橋歯科衛生士専門学校は、第43期生の入学式を豊橋市保健所・保健センター「ほいっぷ」講堂で開いた。32人が入学した。
　加藤正美校長は「口腔（こうくう）健康管理の担い手として技量だけでなく、医療に携わる者として人の痛みの分かる温かい人柄になってほしい」と激励した。
　新入生代表の市川千晴さんは「同じ目標を持った仲間たちと助け合い、困難を乗り越えて成長していきたい」と誓いの言葉を述べた。在校生の白井里奈さんが歓迎の言葉を贈った。
　式には浅井由崇市長、市議会の近藤喜典議長ら来賓が出席し、祝辞を述べた。
【安藤聡】

中部福祉保育医療専門学校

　豊川市馬場町のさわらび学園「中部福祉保育医療専門学校」の入学式がこのほど、豊川商工会議所で開かれた。介護福祉、こども保育教育、医療秘書の各学科に計45人が入学した。
　東南アジアからの留学生が多く、原基修校長は「介護福祉士の資格を取得するためにも、早く日本の生活習慣になじんで、日本語をしっかり習得し、介護の講義や実習ができるよう努力してください」と語った。山本ゆかり理事長は、「皆さんの力で社会福祉の現場は支えられています。頑張ってください」と激励した。
　来賓の山本左近衆院議員をはじめ、藤原宏樹、大嶽理恵、浦野隼次の３県議らが祝辞を述べた。
　最後に新入生代表の符磊さんが「同級生同士で互いに刺激し合い、支え合いながら専門的なスキルと知識を深めていくことを約束します」と誓った。