「サンテパルクたはら」で洋らん展始まる

池谷さん「Ｄｅｎ．イースターパレード」に知事賞

　「豊橋蘭友会」主催の「第62回洋らん展」が12日、田原市の「サンテパルクたはら」で始まった。14日午後２時まで。東愛知新聞社など後援。
　園芸種や変種、原種などさまざまなランを個人と蘭友会から計４４０点展示している。交配などの品種改良が盛んな洋ランのさまざまな姿が楽しめる。ラン以外の花を含む即売会もあり、14日は蘭友会が出品した約60点の販売もある。
　会員らが出品した作品の表彰があり、県知事賞は池谷洋子さんの「Ｄｅｎ．イースターパレード」に決まった。デンドロビウムらしく丈のある茎から白い小さな花を多く咲かせており、華やかだ。
　今年は３月末の急な冷え込みで開花が遅れたり、つぼみが痛んでしまった品種が多かったからか、花持ちがよく育てやすいデンドロビウムが多数出品されたという。
　会長の松島孝晴さんは「人間と同じで寒暖差が激しいと弱ってしまう。ランを育ててみたいという人は、安くて作りやすい、丈夫な品種から挑戦してみてほしい」と語った。
　その他の主な受賞者は以下の通り。（敬称略）
　豊橋市長賞＝川口敬司▽豊橋市議会議長賞＝白井星郎▽田原市長賞＝堀池厚志▽田原市議会議長賞＝木村冴子▽豊川市長賞＝寺部翼▽東愛知新聞社賞＝松島孝晴
【岸侑輝】