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豊橋の鈴木さん 新日春展2年連続奨励賞の快挙

奨励賞受賞作「穏」
奨励賞受賞作「穏」

日本画公募展「第8回新日春展」で、豊橋市の鈴木一正さんの作品「穏」が、昨年に続き奨励賞を受賞した。18日から24日まで、東京都美術館で展示される。7月3~7日は県美術館で開かれる「東海展」でも鑑賞できる。
 日本画振興のための新人育成を目的とした公募展「日春展(日展日本画部春季展)」を前身とする「新日春展」。「日春展」を母体に「新たに時代と生きる絵画展を世に問い、進み、日本画の伝統と共に次世代へ続く新しい発表の場」として生まれた。毎春東京で開いた後全国を巡回する。
 今年は683点応募があり、17点が受賞、364点が入選に輝いた。
 鈴木さんは64年生まれ。日展会友、地元日本画教室「彩楽会」主宰としても活躍。市内の安久美神戸神明社の絵馬の原画なども手掛け、4月からは名古屋芸術大学で非常勤講師を務めている。柔らかなタッチと色彩で描く動物の姿に自分の思いを投影させている。
 受賞作「穏」はカバを題材にした作品。鈴木さんは「昨年に引き続き日春展にて連続で奨励賞をいただくことができて光栄に思います。昨年末に本展でもある日展で特選をいただいたりと良いこと続きで、本当に続けて来て良かったと実感しています」と話す。
【田中博子】

日本画公募展「第8回新日春展」で、豊橋市の鈴木一正さんの作品「穏」が、昨年に続き奨励賞を受賞した。18日から24日まで、東京都美術館で展示される。7月3~7日は県美術館で開かれる「東海展」でも鑑賞できる。
 日本画振興のための新人育成を目的とした公募展「日春展(日展日本画部春季展)」を前身とする「新日春展」。「日春展」を母体に「新たに時代と生きる絵画展を世に問い、進み、日本画の伝統と共に次世代へ続く新しい発表の場」として生まれた。毎春東京で開いた後全国を巡回する。
 今年は683点応募があり、17点が受賞、364点が入選に輝いた。
 鈴木さんは64年生まれ。日展会友、地元日本画教室「彩楽会」主宰としても活躍。市内の安久美神戸神明社の絵馬の原画なども手掛け、4月からは名古屋芸術大学で非常勤講師を務めている。柔らかなタッチと色彩で描く動物の姿に自分の思いを投影させている。
 受賞作「穏」はカバを題材にした作品。鈴木さんは「昨年に引き続き日春展にて連続で奨励賞をいただくことができて光栄に思います。昨年末に本展でもある日展で特選をいただいたりと良いこと続きで、本当に続けて来て良かったと実感しています」と話す。
【田中博子】

奨励賞受賞作「穏」
奨励賞受賞作「穏」

カテゴリー:社会・経済

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