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豊川に「総合集出荷センター」が完成

完成した総合集出荷センター=豊川市三上町で
完成した総合集出荷センター=豊川市三上町で
荷受け・検査ライン
荷受け・検査ライン

 JAひまわりが、豊川市三上町で建設していた「総合集出荷センター」が完成した。23日に式典があった。今夏に本稼働する。
 新センターは鉄骨平屋建て延べ1万691平方㍍。これまであった2カ所の集出荷場を一つにまとめて効率化を目指す。近年は夏場の猛暑で高温対策が課題になっていることから、県内の集出荷施設として初めて遮熱シートと全面空調を導入した。広い冷蔵庫を設置し、農産物の鮮度と品質向上につなげる。
 さらに従来の施設よりも荷受け・検査ラインを増やしたことで、出荷までの時間短縮が期待できる。また輪菊やスプレーマムを自動で結束・梱包(こんぽう)する「花ロボ」を導入し、農家の作業軽減を図る。
 輪菊、スプレーマム、バラなどの花をはじめ、ミニトマト、イチゴ、大葉、メロン、キャベツ、ハクサイ、アスパラガス、スイートコーンなどの青果を扱う。
 また敷地内に2階建ての管理棟を建てた。事務室ほか、農家同士が交流できるスペースを確保した。総工費は管理棟を含めて約32億円。
 式典で今泉秀哉組合長は「国などから多大な支援をいただき、立派な施設が完成した。強い農業づくりの拠点にしていく」と述べた。東海農政局の加藤勝局次長、豊川市選出の藤原宏樹県議、竹本幸夫市長らが祝辞を述べた。
【竹下貴信】

 JAひまわりが、豊川市三上町で建設していた「総合集出荷センター」が完成した。23日に式典があった。今夏に本稼働する。
 新センターは鉄骨平屋建て延べ1万691平方㍍。これまであった2カ所の集出荷場を一つにまとめて効率化を目指す。近年は夏場の猛暑で高温対策が課題になっていることから、県内の集出荷施設として初めて遮熱シートと全面空調を導入した。広い冷蔵庫を設置し、農産物の鮮度と品質向上につなげる。
 さらに従来の施設よりも荷受け・検査ラインを増やしたことで、出荷までの時間短縮が期待できる。また輪菊やスプレーマムを自動で結束・梱包(こんぽう)する「花ロボ」を導入し、農家の作業軽減を図る。
 輪菊、スプレーマム、バラなどの花をはじめ、ミニトマト、イチゴ、大葉、メロン、キャベツ、ハクサイ、アスパラガス、スイートコーンなどの青果を扱う。
 また敷地内に2階建ての管理棟を建てた。事務室ほか、農家同士が交流できるスペースを確保した。総工費は管理棟を含めて約32億円。
 式典で今泉秀哉組合長は「国などから多大な支援をいただき、立派な施設が完成した。強い農業づくりの拠点にしていく」と述べた。東海農政局の加藤勝局次長、豊川市選出の藤原宏樹県議、竹本幸夫市長らが祝辞を述べた。
【竹下貴信】

完成した総合集出荷センター=豊川市三上町で
完成した総合集出荷センター=豊川市三上町で
荷受け・検査ライン
荷受け・検査ライン

カテゴリー:社会・経済

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