「豊橋美術展」前半スタート

　東三河に在住か在勤の現代美術作家らによる合同選抜秀作展「第45回豊橋美術展」が４月30日、豊橋市美術博物館で始まった。５日までの前半は「絵画（日本画、洋画）、彫刻、デザイン」が展示されている。観覧無料。
　当地の美術の動向を一堂に紹介する、美術博物館開館当初（１９７９年）から続く会。「豊橋市民展」の卒業者らが出展参加している。前半は、物故者の作品を含め日本画18点、洋画95点、彫刻10点、デザイン２点が鑑賞できる。
　人物や動物、花や風景などをモチーフに、落ち着いた色味で上品に描いた日本画、色彩豊かに具象や抽象、半抽象を表現した油彩、水彩、パステル画などの洋画、メッセージ性のある大小の彫刻やポスターなどのデザイン作品が並ぶ。
　美術博物館リニューアル前とは会場レイアウトも変わり、明るい室内でじっくり鑑賞できる。７～12日の後半は「写真・書道」を展示する。
【田中博子】