参院選公示 愛知県選挙区は12人が立候補

　任期満了（７月２８日）に伴う第２５回参議院議員通常選挙は４日公示された。令和初の国政選挙で、愛知県選挙区（改選数４）では午前８時半から県庁本庁舎講堂で立候補の受付を行い、午後５時の締め切りまでに現職２人と新人１０人の計１２人が立候補を届け出た。

　立候補を届け出たのは、届け出順に▽安江伸夫（公明・新）▽橋本勉（オリーブの木・新）▽大塚耕平（国民・現）▽須山初美（共産・新）▽古川均（労働の解放をめざす労働者党・新）▽平山良平（社民・新）▽石井均（無所属・新）▽岬麻紀（維新・新）▽酒井庸行（自民・現）▽田島麻衣子（立民・新）▽牛田宏幸（安楽死制度を考える会・新）▽末永友香梨（ＮＨＫから国民を守る党・新）の１２氏で、４議席を現職・新人１２人で争う構図。
選挙の争点は、憲法改正、消費増税、年金問題などとなる見込みで、立候補の届出を終えた各陣営では県選管職員からタスキなどの選挙七つ道具の支給を受けると、各選挙事務所にとんぼ返り、事務所前などで出陣式に臨み、第一声を上げたあと、街頭に飛び出し、有権者に支持を訴えた。
　選挙戦は２０日までの１７日間で、投票は２１日午前７時から午後５時まで（一部地域で閉鎖時間繰り上げ）県内１６８９カ所の投票所で行われ、６９カ所の開票所で即日開票される。
　また、期日前投票は５日から２０日までの午前８時半から午後８時まで各市区役所、町村役場など１５０カ所でできる。
　県選管が発表した３日現在の県選挙人名簿登録者は、国内・在外あわせて６１５万５５３０人（男３０７万４２２３人、女３０８万１３０７人）となっている。
（後藤康之）