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東北支援へ ゴーヤの苗植える田原の児童ら

苗を植える児童ら=田原市の衣笠農園で
苗を植える児童ら=田原市の衣笠農園で

 田原市立衣笠小学校の4年生有志と地元のNPO「エコウインドネット」のメンバーが、同小隣の衣笠農園にゴーヤの苗を植えた。今後、つるが伸び、全長70㍍のゴーヤトンネルができる夏の頃、収穫期を迎える。
 東日本大震災が発生した2011(平成23)年から栽培を始め、今年で10回目。収穫して道の駅で販売し、収益を被災地への支援活動に充てている。
 栽培は4年生の体験学習の機会となっているが、学校が新型コロナウイルス感染拡大を受けて休校している。このため、有志の親や児童が、エコウインドネットのメンバーとトンネルの骨組みになる竹の切り出しや組み立て、ネット張りの作業を進めてきた。
 9日の苗植えも、有志の親子7組が参加した。メンバーから植え方の説明を受けた後、半円球状の竹ドームとトンネルからなる竹の骨組みの両側に掘った穴に苗を入れ、土をかぶせる作業をてきぱきとこなした。
 苗は、昨年収穫したゴーヤの種から種苗会社に育ててもらった156本。順調に育てば、7月半ばから収穫できる。
 休校が続く中、佐伯翔湧君は「友達に会うのは久しぶり」と話し「ゴーヤがいっぱい育ってほしい」と期待した。松井晏莉さんは、苗植えに「(4年生)みんなでやったら、もっと楽しかったと思う」と言い「昨年、揚げて食べたら、おいしかった。また食べたい」と話していた。
(中村晋也)

 田原市立衣笠小学校の4年生有志と地元のNPO「エコウインドネット」のメンバーが、同小隣の衣笠農園にゴーヤの苗を植えた。今後、つるが伸び、全長70㍍のゴーヤトンネルができる夏の頃、収穫期を迎える。
 東日本大震災が発生した2011(平成23)年から栽培を始め、今年で10回目。収穫して道の駅で販売し、収益を被災地への支援活動に充てている。
 栽培は4年生の体験学習の機会となっているが、学校が新型コロナウイルス感染拡大を受けて休校している。このため、有志の親や児童が、エコウインドネットのメンバーとトンネルの骨組みになる竹の切り出しや組み立て、ネット張りの作業を進めてきた。
 9日の苗植えも、有志の親子7組が参加した。メンバーから植え方の説明を受けた後、半円球状の竹ドームとトンネルからなる竹の骨組みの両側に掘った穴に苗を入れ、土をかぶせる作業をてきぱきとこなした。
 苗は、昨年収穫したゴーヤの種から種苗会社に育ててもらった156本。順調に育てば、7月半ばから収穫できる。
 休校が続く中、佐伯翔湧君は「友達に会うのは久しぶり」と話し「ゴーヤがいっぱい育ってほしい」と期待した。松井晏莉さんは、苗植えに「(4年生)みんなでやったら、もっと楽しかったと思う」と言い「昨年、揚げて食べたら、おいしかった。また食べたい」と話していた。
(中村晋也)

苗を植える児童ら=田原市の衣笠農園で
苗を植える児童ら=田原市の衣笠農園で

カテゴリー:社会・経済

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