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県コロナ対策の掲示物 県食品衛生協会が申請サポート

ポスターを張る店員=田原市のレ・パン・シャンソネットで
ポスターを張る店員=田原市のレ・パン・シャンソネットで
対策ステッカーで来店客にアピールする
対策ステッカーで来店客にアピールする

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組む事業者向けに、県が6月制作した店の「安全・安心」をPRするポスターとステッカーの申請が伸び悩んでいる。このため、県食品衛生協会は各支部を通じて申請代行に乗り出した。インターネットでの申請だけでなく、発行物を自分で印刷する必要があるため、対応できない事業者のため協会が現物入手までを支援することにし、ここ1カ月で申請者も増えているという。
 ポスターは「発熱者等の入場お断り」「飛沫(ひまつ)防止対策の徹底」など八つのチェック項目、店独自の対策を50文字以内で記入する欄を設けて来店者にアピールする。ホームページから書式をダウンロードし、記入して電子メールで申請。県の審査を経て1日程度でポスターとステッカーのデータを受け取る。
 一方、事業者の中にはプリンターを持っていない人も多く「申請しても印刷物がなければ掲示できない」との声が協会に寄せられた。
 協会は各支部を通じ、食品関連団体に呼び掛けて申請代行を始めた。田原支部でも7月中旬から、手書きの記入用紙を配布、回収したものから申請した。当初から呼び掛けに応じた田原飲食店組合支部や田原市菓子工業組合などから、この1カ月で100件近く申請があり、今後は衛生指導員を通じてさらに広めていくという。掲示物はラミネートやシール加工して長期化にも対応した。
 市内でパン店を営む山内靖史さん(43)は「方法が分からなかったが、ファクスで簡単にできた」と喜んだ。
 県衛生対策課によると、申請開始から約1カ月間は県全域で申請数は1800件。協会支援が始まった7月28日から今月20日までは1万1400件に上る。感染再拡大で名古屋市繁華街での営業自粛に伴い、補助要件に掲示物申請も加えた影響もあったが「差し引いても、着実に伸びているのでは」という。
【加藤広宣】

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組む事業者向けに、県が6月制作した店の「安全・安心」をPRするポスターとステッカーの申請が伸び悩んでいる。このため、県食品衛生協会は各支部を通じて申請代行に乗り出した。インターネットでの申請だけでなく、発行物を自分で印刷する必要があるため、対応できない事業者のため協会が現物入手までを支援することにし、ここ1カ月で申請者も増えているという。
 ポスターは「発熱者等の入場お断り」「飛沫(ひまつ)防止対策の徹底」など八つのチェック項目、店独自の対策を50文字以内で記入する欄を設けて来店者にアピールする。ホームページから書式をダウンロードし、記入して電子メールで申請。県の審査を経て1日程度でポスターとステッカーのデータを受け取る。
 一方、事業者の中にはプリンターを持っていない人も多く「申請しても印刷物がなければ掲示できない」との声が協会に寄せられた。
 協会は各支部を通じ、食品関連団体に呼び掛けて申請代行を始めた。田原支部でも7月中旬から、手書きの記入用紙を配布、回収したものから申請した。当初から呼び掛けに応じた田原飲食店組合支部や田原市菓子工業組合などから、この1カ月で100件近く申請があり、今後は衛生指導員を通じてさらに広めていくという。掲示物はラミネートやシール加工して長期化にも対応した。
 市内でパン店を営む山内靖史さん(43)は「方法が分からなかったが、ファクスで簡単にできた」と喜んだ。
 県衛生対策課によると、申請開始から約1カ月間は県全域で申請数は1800件。協会支援が始まった7月28日から今月20日までは1万1400件に上る。感染再拡大で名古屋市繁華街での営業自粛に伴い、補助要件に掲示物申請も加えた影響もあったが「差し引いても、着実に伸びているのでは」という。
【加藤広宣】

ポスターを張る店員=田原市のレ・パン・シャンソネットで
ポスターを張る店員=田原市のレ・パン・シャンソネットで
対策ステッカーで来店客にアピールする
対策ステッカーで来店客にアピールする

カテゴリー:社会・経済

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