蒲郡で小学生マジシャン6人デビュー。ピンポン球浮遊や数字当て披露

　蒲郡市生命の海科学館で12日、マジックショーが行われ、市内の小学２～４年生６人がショーデビューした。児童たちは慣れた手つきでピンポン球を浮かせたり、箱からハムスターを出したりする手品を披露。観客から拍手を受けた。
　デビューしたのは同市形原公民館で行われたマジック講座を受けた藤田南帆子さん（形原北４）と弟の駿之介君（同２）、吉見友李さん（同４）香歩さん（同２）の姉妹、森本芽生さん（同４）、柴田倫太朗君（北部３）の６人。同館でショーをしているＮＰＯ法人オアシス会員の平出暁さんが昨年６月から12月にかけて形原公民館で開いた講座を受けた。
　６人はこの日、午前と午後の１回ずつのショーに出演。藤田姉弟と柴田君はプラスチックコップにピンポン球を入れて浮かせた。森本さんと吉見香歩さんは何も入っていない箱からハムスターが現れるトリック、吉見友李さんは藤田さんと一緒に観客が決めた数字を当てるマジックをそれぞれ披露した。
　森本さんは「ハムスターにかまれるなど大変でした」と振り返り、藤田君は「うまくできた。楽しかった」と笑顔を見せた。
　平出さんは「子どもたちはちょっとした仕草を取り入れるなど表現力豊かな部分もある」と目を細め、「秋には蒲郡でカンボジアの人たちと交流機会もあるため、一緒に披露しておもてなししたい」と話した。
（安藤聡）