わたしの一票② 子育て

子育て支援グループ
ＮＰＯ法人「ＮＰＯまんま」代表理事
長田真理子代表理事（48）

　投票には行きますが、立候補者の政策を見比べていないため、誰に投票するかは決めていません。立候補者が、子どもを健やかに育てていくための環境づくりにどう努めていくのかに注目していきたいですね。
　私たちのグループの主な活動は、ココエール（こども若者総合相談センター）から業務委託を受け、要支援家庭向けに一緒に家事や育児をする家庭訪問型の「ホームスタート」をしています。
　「市の保育体制が充実すれば働きたい」というお母さんがいると思います。女性が産みたくても産めないと思うのは、育児休暇が取れないからというのが大きな理由の一つでは。
　育児休暇を取ったら配置換えや転勤になったり、一時保育を受け付けてもらえないといった声も聞きます。子育てしながら仕事ができる環境づくりが、社会全体で必要だと思います。

豊橋市鷹丘校区保護司会会長
同更生保護女性会支部長
鬼頭悦子さん（68）

　選挙に関心はもちろんあります。投票にも絶対に行きますよ。
　人口減少に歯止めをかけるために、子育てや教育を充実させる取り組みに期待したいですね。若い人に定住してもらい、まちが活性化するよう願っています。豊橋は気候・風土に恵まれ、住みやすい環境だと思うので、豊橋の良さを知って、多くの人に移住して来てもらいたいです。
　また、子どもへの支援も拡充してほしいですね。子どもが自分の力で、貧困や暴力から逃れるのは難しいこと。未来を担う、いわば「豊橋の宝」である子どもたちを、まず大切にすることが豊橋の発展につながるのではないでしょうか。
　公約として掲げたことは、実行してもらわないと意味がありません。選ばれた市長には、市民と約束したことを守ってもらいたいですね。
　
訪問保育専門チャイルドケア代表
大谷拓也さん（32）

　市長選には行くが、誰に入れるのかはまだ決めていない。
　これまで、市政の実行力が感じられなくて政治に関心がなかった。今回の市長選では、子育て重視の政策に期待したい。保育しやすい環境の整備にも配慮がほしい。

会社経営
磯部馨さん（75）

　子どもの人数が減っていく中、これまで以上に教育が重要になります。人数が少なくなった分の国力をカバーするためには、１人が２人分、３人分の活躍をしなければいけません。そのための基礎が教育で、力を入れてもらいたいと思います。