文字の大きさ

豊橋市長選 集会でも支援を呼び掛け

豊橋市長選 集会でも支援を呼び掛け

 豊橋市長選で、弁当販売業の鈴木美穂氏(46)、元県議の浅井由崇氏(58)、現職の佐原光一氏(66)の3氏が舌戦を繰り広げている(届出順)。候補者は街頭演説だけでなく、こまめに開く集会でも支援を呼び掛けている。選挙戦をリードする浅井、佐原の両氏が1日夜に開いた集会を訪ねた。

 浅井氏(西小鷹野集会所で1日午後6時、有権者約50人を前に)
 市長選へ立つきっかけは、豊橋の元気が失われたことでした。かつては県内2番目の都市で浜松や岡崎や東三河一円から人が集まる街でした。
 コロナ禍で世の中は一変しました。まずは乗り切る支援が先決です。市民がユニチカ訴訟で取り返してくれた26億円は、経済支援を含むコロナ対策に充てます。
 東京が5月に人口減少に転じました。テレワークやリモート会議などで、週1回の出社で仕事ができる企業が増えました。住居費負担が少なく、住みやすい地方への移住希望者が増えました。
 自然があり物価も安く、インフラも整う豊橋がなぜ、近隣の長野や浜松に遅れをとるのか。まちづくりの方向性が間違っているからです。
 子を持つ若い世代は教育や子育て支援、女性の生きやすさを重視します。少人数教育やITを生かした授業を導入し、小学校給食費の無償化をやります。
 次は食と農の街づくり。もうかる農家が集まる「食の都」に育てます。農業を学びたい若者を集め新産業創出にもつなげます。シリコンバレーにならい、日本でも拠点づくりが始まりました。名古屋から浜松エリアもその一つです。
 豊橋と浜名湖エリアは風光明媚(めいび)で、豊橋技術科学大や浜松医科大など知の拠点もある。東三河や遠州との連携に、豊橋市長の役割は重要です。県を動かすリーダーの役割が市長の最大の仕事です。
 「豊橋を本当に愛しているか」が市長の重要な資質です。生まれ育ち、暮らし続けたまちで人生を終える。そんな人に市政を任せてください。

 佐原氏(杉山町で1日午後8時過ぎ、有権者70人を前に)
 貴重な時間にお越しいただき、ありがとうございます。
 街頭演説していると手を振ってくれる支援者がいました。オープンカーで助手席から体を乗り出して応援してくれた若者がいました。うれしいし、励みになります。
 立会演説会は時間も短縮して「密」にならないようにすると選対で決めました。
 市内で新型コロナウイルスのクラスターがありました。来店客が感染しているのかどうか。一生懸命封じ込めにかかっています。対策本部長の私が選挙戦ですので、保健所長が必死になって頑張っています。11~12月の商店、飲食店など稼ぎ時を乗り切って無事に新年を迎えられるようにしたいと思っています。
 店が回らないと、商品を供給する農業や畜産業が困ります。巣ごもり消費に頼ってばかりではいけない。血液と同じように、お金を回して経済をしっかりなければならない。それが市役所の一番大きなハードルです。
 農家が困っているのを何とかするのが市役所の仕事。コロナ後の豊橋経済が日本経済の先頭に立って引っ張っれる街にする。コロナを封じ込め、外からの感染防止策を備える基盤をつくる必要があります。
 農作物の海外進出への取り組みは順調です。シンガポールに柿を10㌧送ります。これからは他の作物もタイやマレーシア、ハワイなどに輸出しようと考えています。生産者も一緒に現地を訪れ、海外の客の反応を見ていただきたい。
 皆さんと家族に声掛けていただきたい。助けていただくよりもお願いするしかありません。
【安藤聡、加藤広宣】

 豊橋市長選で、弁当販売業の鈴木美穂氏(46)、元県議の浅井由崇氏(58)、現職の佐原光一氏(66)の3氏が舌戦を繰り広げている(届出順)。候補者は街頭演説だけでなく、こまめに開く集会でも支援を呼び掛けている。選挙戦をリードする浅井、佐原の両氏が1日夜に開いた集会を訪ねた。

 浅井氏(西小鷹野集会所で1日午後6時、有権者約50人を前に)
 市長選へ立つきっかけは、豊橋の元気が失われたことでした。かつては県内2番目の都市で浜松や岡崎や東三河一円から人が集まる街でした。
 コロナ禍で世の中は一変しました。まずは乗り切る支援が先決です。市民がユニチカ訴訟で取り返してくれた26億円は、経済支援を含むコロナ対策に充てます。
 東京が5月に人口減少に転じました。テレワークやリモート会議などで、週1回の出社で仕事ができる企業が増えました。住居費負担が少なく、住みやすい地方への移住希望者が増えました。
 自然があり物価も安く、インフラも整う豊橋がなぜ、近隣の長野や浜松に遅れをとるのか。まちづくりの方向性が間違っているからです。
 子を持つ若い世代は教育や子育て支援、女性の生きやすさを重視します。少人数教育やITを生かした授業を導入し、小学校給食費の無償化をやります。
 次は食と農の街づくり。もうかる農家が集まる「食の都」に育てます。農業を学びたい若者を集め新産業創出にもつなげます。シリコンバレーにならい、日本でも拠点づくりが始まりました。名古屋から浜松エリアもその一つです。
 豊橋と浜名湖エリアは風光明媚(めいび)で、豊橋技術科学大や浜松医科大など知の拠点もある。東三河や遠州との連携に、豊橋市長の役割は重要です。県を動かすリーダーの役割が市長の最大の仕事です。
 「豊橋を本当に愛しているか」が市長の重要な資質です。生まれ育ち、暮らし続けたまちで人生を終える。そんな人に市政を任せてください。

 佐原氏(杉山町で1日午後8時過ぎ、有権者70人を前に)
 貴重な時間にお越しいただき、ありがとうございます。
 街頭演説していると手を振ってくれる支援者がいました。オープンカーで助手席から体を乗り出して応援してくれた若者がいました。うれしいし、励みになります。
 立会演説会は時間も短縮して「密」にならないようにすると選対で決めました。
 市内で新型コロナウイルスのクラスターがありました。来店客が感染しているのかどうか。一生懸命封じ込めにかかっています。対策本部長の私が選挙戦ですので、保健所長が必死になって頑張っています。11~12月の商店、飲食店など稼ぎ時を乗り切って無事に新年を迎えられるようにしたいと思っています。
 店が回らないと、商品を供給する農業や畜産業が困ります。巣ごもり消費に頼ってばかりではいけない。血液と同じように、お金を回して経済をしっかりなければならない。それが市役所の一番大きなハードルです。
 農家が困っているのを何とかするのが市役所の仕事。コロナ後の豊橋経済が日本経済の先頭に立って引っ張っれる街にする。コロナを封じ込め、外からの感染防止策を備える基盤をつくる必要があります。
 農作物の海外進出への取り組みは順調です。シンガポールに柿を10㌧送ります。これからは他の作物もタイやマレーシア、ハワイなどに輸出しようと考えています。生産者も一緒に現地を訪れ、海外の客の反応を見ていただきたい。
 皆さんと家族に声掛けていただきたい。助けていただくよりもお願いするしかありません。
【安藤聡、加藤広宣】

豊橋市長選 集会でも支援を呼び掛け

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR