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豊橋市バイオマス利活用センターが新エネ大賞「経産大臣賞」

経済大臣賞に選ばれた豊橋市バイオマス利活用センター
経済大臣賞に選ばれた豊橋市バイオマス利活用センター

 新エネルギー財団の今年度「新エネ大賞」で、「豊橋市バイオマス利活用センター」(神野新田町)の施設整備と運営事業が「経済産業大臣賞」に選ばれた。大臣賞の一つ「地域共生部門」で受賞。自治体単独では全国初となる。
 センターは市中島処理場跡で17年10月供用開始。事業系を含め年間約60㌧の生ごみを受け入れる能力を持ち、全国最大規模のバイオマス発電施設で知られる。
 施設では下水汚泥、し尿や浄化槽汚泥、生ごみを混ぜた「複合バイオマス」をメタン発酵する。発生したバイオガスを燃料に発電し、発酵後汚泥の残りかすも炭化燃料に再利用する。発電した電気は民間に売却している。
 こうした機能で、完全エネルギー化や二酸化炭素の排出量削減、エネルギーの地産地消を実現した。下水道処理とごみ処理事業の連携、財政負担の軽減で他の自治体への展開も期待できる。PFIで官民一体の運営も高く評価された。
 新エネ大賞には全国から55件が応募した。大臣賞の地域共生部門はエネルギーの地産地消、地域活性化への貢献が審査基準となる。大臣賞の3部門をはじめ、資源エネルギー庁長官賞など21件を入賞に選んだ。
 施設を担当する市下水道施設課は「募集要項と合致しており、選ばれる自信はあった」と受賞を喜んだ。
【加藤広宣】

 新エネルギー財団の今年度「新エネ大賞」で、「豊橋市バイオマス利活用センター」(神野新田町)の施設整備と運営事業が「経済産業大臣賞」に選ばれた。大臣賞の一つ「地域共生部門」で受賞。自治体単独では全国初となる。
 センターは市中島処理場跡で17年10月供用開始。事業系を含め年間約60㌧の生ごみを受け入れる能力を持ち、全国最大規模のバイオマス発電施設で知られる。
 施設では下水汚泥、し尿や浄化槽汚泥、生ごみを混ぜた「複合バイオマス」をメタン発酵する。発生したバイオガスを燃料に発電し、発酵後汚泥の残りかすも炭化燃料に再利用する。発電した電気は民間に売却している。
 こうした機能で、完全エネルギー化や二酸化炭素の排出量削減、エネルギーの地産地消を実現した。下水道処理とごみ処理事業の連携、財政負担の軽減で他の自治体への展開も期待できる。PFIで官民一体の運営も高く評価された。
 新エネ大賞には全国から55件が応募した。大臣賞の地域共生部門はエネルギーの地産地消、地域活性化への貢献が審査基準となる。大臣賞の3部門をはじめ、資源エネルギー庁長官賞など21件を入賞に選んだ。
 施設を担当する市下水道施設課は「募集要項と合致しており、選ばれる自信はあった」と受賞を喜んだ。
【加藤広宣】

経済大臣賞に選ばれた豊橋市バイオマス利活用センター
経済大臣賞に選ばれた豊橋市バイオマス利活用センター

カテゴリー:社会・経済

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