あいち情報専門学校の4人が最難関試験合格

　豊橋市関屋町の「あいち情報専門学校」高等課程の生徒４人が、去年11月に実施された工事担任者試験で、最難関とされる「工事担任者ＡＩ・ＤＤ総合種」に合格した。同校は昨年も２人が合格しており、続いての快挙となる。
　アナログ・デジタル両方の電気通信設備の工事の監督を担える国家資格。合格率は20％台といい、同類資格の最難関とされている。
　同校からは今年は８人が受験。３年生の伊藤悠真さん、岡出一輝さん、清川和真さん、垣見文冶さんの４人が合格した。
伊藤さんは将来、ＶＲ技術に携わる仕事に就くのが目標。「初挑戦だが、補習で分からないところがなくなるまで取り組んだ」とコメントした。垣見さんは「危険物取扱者と並行し、総合種に挑戦するのは大変だったけど、過去問に何度も取り組んだお陰で取得できた」。岡出さんは「受験できる資格はすべて受けた。進学後は第三種電気主任技術者の資格を取得するのが目標」という。清川さんは「将来の夢はビル設備管理の仕事。昨年は合格できず悔しい思いをしたが、今度は絶対合格しようと何度も過去問を取り組んだ」としている。
【岸侑輝】