豊川・為当稲荷神社で春限定御朱印

　豊川市為当町の為当稲荷神社（山本行洋宮司）で、限定御朱印が頒布されている。毎年春の「花の撓（とう）大祭」で行われるキツネの提灯行列をデザインした春限定御朱印（５月まで）と、新型コロナウイルスの終息を祈願してアマビエなどを描いた疫病退散御朱印で、いずれも見開きサイズで書き置きのみ。頒布料７００円。山本宮司と親交のある市内在住のパステル画家、浦野恵美子さんが描き、色鮮やかでかわいいデザインだ。
　今年の春の撓大祭はあす３日と４日に開かれるが、コロナ対策で提灯行列や手筒煙火などは中止され、10月の秋の大祭に延期となる。山本宮司は「御朱印をきっかけに多くの皆様が神社を知っていただく機会になれば幸いです」と話している。頒布は午前９時から午後５時まで、関係者不在でも対応している。
（由本裕貴）