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ランチに市内飲食店の弁当を

事前注文された弁当を手渡す店員=市役所で
事前注文された弁当を手渡す店員=市役所で
販売された弁当
販売された弁当

 豊橋市役所で18日、職員への弁当の注文販売が始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける市内飲食店を「食べ支える」ための市民プロジェクトの一環だ。緊急事態宣言が終わる月末までの平日に開き、コロナ禍で販売機会が減った店を支える。
 プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」と無料誌「はなまる」を発行するプライズメントが立ち上げた「東三河食べ支えプロジェクト@豊橋」の一つ。飲食店主らの相談を踏まえ、フェニックスと連携協定を結ぶ市が協働した。
 事前注文を受けた商品を昼休み前後の約1時間で販売。初日は、約200店あるプロジェクト参加店のうち、4店が22食を提供した。期間中、他の店と交替で出店する。
 駅前大通1のカフェ「カルダモン」は「エスニックキーマカレー」(800円)を販売。大田信也店主(39)は「店一番の人気商品を職場でも楽しめるようにした」と出来栄えに胸を張る。
 市によると、コロナ禍の相談窓口で多くの店主から販売機会の減少を心配する声が多かった。大田店主も「この1年で夜の営業はやめ、月平均の売り上げも25%減った。この状況に慣れ切る前に、早くコロナ禍の終息を願うばかり」と話した。
 市は今後も緊急事態宣言や時短とアルコール販売の自粛要請が続けば延長も考える。また、近所の東三河県庁や警察署にも協働を呼び掛け、注文販売を望む事業所には出張などで応じたい考えだ。問い合わせは豊橋市農業企画課(0532・51・2455)へ。
【加藤広宣】

 豊橋市役所で18日、職員への弁当の注文販売が始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける市内飲食店を「食べ支える」ための市民プロジェクトの一環だ。緊急事態宣言が終わる月末までの平日に開き、コロナ禍で販売機会が減った店を支える。
 プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」と無料誌「はなまる」を発行するプライズメントが立ち上げた「東三河食べ支えプロジェクト@豊橋」の一つ。飲食店主らの相談を踏まえ、フェニックスと連携協定を結ぶ市が協働した。
 事前注文を受けた商品を昼休み前後の約1時間で販売。初日は、約200店あるプロジェクト参加店のうち、4店が22食を提供した。期間中、他の店と交替で出店する。
 駅前大通1のカフェ「カルダモン」は「エスニックキーマカレー」(800円)を販売。大田信也店主(39)は「店一番の人気商品を職場でも楽しめるようにした」と出来栄えに胸を張る。
 市によると、コロナ禍の相談窓口で多くの店主から販売機会の減少を心配する声が多かった。大田店主も「この1年で夜の営業はやめ、月平均の売り上げも25%減った。この状況に慣れ切る前に、早くコロナ禍の終息を願うばかり」と話した。
 市は今後も緊急事態宣言や時短とアルコール販売の自粛要請が続けば延長も考える。また、近所の東三河県庁や警察署にも協働を呼び掛け、注文販売を望む事業所には出張などで応じたい考えだ。問い合わせは豊橋市農業企画課(0532・51・2455)へ。
【加藤広宣】

事前注文された弁当を手渡す店員=市役所で
事前注文された弁当を手渡す店員=市役所で
販売された弁当
販売された弁当

カテゴリー:社会・経済

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