コロナ新規陽性者 県内666人で過去二番目の多さ

　県は19日、新たに６６６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した（再感染１人含む）。一日の数値としては今月12日の６７９人に次ぐ多さとなった。大村秀章知事は陽性者が高止まりしていることから大型商業施設に対し、土日曜の休業要請を検討していることを明らかにした。

豊橋は36人

　６６６人の管轄保健所別内訳は、県管轄が２８２人、名古屋市が２６３人（再感染１）、豊橋市が36人、岡崎市が25人、一宮市が34人、豊田市が26人。
　一方、18日に陽性と発表された５３９人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が32人（10歳未満男児２、10歳未満女児１、10代男女各１、20代男性２、20代女性４、30代男女各３、40代男女各４、50代男性２、50代女性３、60代女性１、70代女性１）▽豊川市が６人（10代男性１、30代男女各１、50代男性２、50代女性１）▽蒲郡市が９人（10歳未満女児１、10代女性１、20代男性１、20代女性２、30代女性１、40代女性２、70代女性１）▽新城市が４人（10歳未満女児１、30代男性１、40代男性１、80代女性１）▽田原市が３人（10代女性１、30代女性１、30代女性１）－だった。東三河の計54人のうち、感染経路不明者は24人。
　７日間の平均値で示す18日現在の県の指標によると、新規陽性者は５５９・４人（危険）、陽性率は９・０％（厳重警戒）、入院患者は９０７・９人（危険）、入院患者のうち重症者は67・１人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は57・７人（危険）となった。
　18日現在の確保病床入院は８９３人、入院調整は15人、施設入所は２６２人、自宅療養は４０８０人。
【山田一晶】

見回りで深夜営業、酒類販売の店多数

　県が実施している飲食店の見回りの結果、深夜まで営業し、酒類を販売している店舗が多くあることが判明した。大村知事は今後、中止の命令を出す考えを明らかにした。対象は数十店にのぼるとみられる。
（後藤康之）