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東海理化野球部出身、日ハムの立野投手が先発でプロ初登板

19年秋のドラフト指名時、「感謝」の気持ちでプロ挑戦を表明していた立野投手
19年秋のドラフト指名時、「感謝」の気持ちでプロ挑戦を表明していた立野投手

 豊川市を拠点とする東海理化野球部出身で、プロ2年目の北海道日本ハムファイターズ、立野和明投手(23)が5日夜、東京ドームであった日本生命セ・パ交流戦、巨人戦にプロ初登板初先発した。最速149㌔の速球で5三振を奪うなど、5回3安打1失点と好投した。
 くしくもデビュー戦の舞台は、2019年都市対抗で、トヨタ自動車の補強選手として登板していた東京ドームだ。2回に四球からピンチを招き、左前適時打を浴び1点を失ったが、3、4回は落ち着いて3者凡退にしのいだ。5回には相手打者の犠打を併殺に仕留めるなど、好フィールディングも光った。
 打線の援護がなく0―1のまま、6回に代打を送られて82球で降板。プロ初勝利はならなかったが、チームは7回に満塁本塁打が飛び出すなどして、6―4で逆転勝ちした。
 豊山町出身、中部大第一高校卒業で、東海理化では同社音羽工場(豊川市赤坂町)に勤務しながら練習に励み、日本選手権など全国大会も経験。2019年秋にドラフト2位で日本ハムに入団し、2軍では8試合で防御率3・11と安定感を見せ、この日のプロデビューを迎えた。
 東海理化は今月29日から7月にかけて京セラドーム大阪などで行われる社会人日本選手権への出場を決めており、立野の好投は古巣への何よりのエールとなった。
(由本裕貴)

 豊川市を拠点とする東海理化野球部出身で、プロ2年目の北海道日本ハムファイターズ、立野和明投手(23)が5日夜、東京ドームであった日本生命セ・パ交流戦、巨人戦にプロ初登板初先発した。最速149㌔の速球で5三振を奪うなど、5回3安打1失点と好投した。
 くしくもデビュー戦の舞台は、2019年都市対抗で、トヨタ自動車の補強選手として登板していた東京ドームだ。2回に四球からピンチを招き、左前適時打を浴び1点を失ったが、3、4回は落ち着いて3者凡退にしのいだ。5回には相手打者の犠打を併殺に仕留めるなど、好フィールディングも光った。
 打線の援護がなく0―1のまま、6回に代打を送られて82球で降板。プロ初勝利はならなかったが、チームは7回に満塁本塁打が飛び出すなどして、6―4で逆転勝ちした。
 豊山町出身、中部大第一高校卒業で、東海理化では同社音羽工場(豊川市赤坂町)に勤務しながら練習に励み、日本選手権など全国大会も経験。2019年秋にドラフト2位で日本ハムに入団し、2軍では8試合で防御率3・11と安定感を見せ、この日のプロデビューを迎えた。
 東海理化は今月29日から7月にかけて京セラドーム大阪などで行われる社会人日本選手権への出場を決めており、立野の好投は古巣への何よりのエールとなった。
(由本裕貴)

19年秋のドラフト指名時、「感謝」の気持ちでプロ挑戦を表明していた立野投手
19年秋のドラフト指名時、「感謝」の気持ちでプロ挑戦を表明していた立野投手

カテゴリー:社会・経済

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