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オーエスジーが報道陣へNEO新城工場披露

披露されたNEO新城工場の新棟=新城市有海で
披露されたNEO新城工場の新棟=新城市有海で
記念撮影する大沢社長(左から3人目)、石川則男会長(右端)ら
記念撮影する大沢社長(左から3人目)、石川則男会長(右端)ら
新城工場で生産される切削工具
新城工場で生産される切削工具

 切削工具大手「オーエスジー」(豊川市)は22日、新城市有海の「NEO新城工場」を報道陣に披露した。デジタル化によって各工程の生産状況がひと目でわかる「見える化」に取り組み、社内全体で製造管理の共有に努めている。
 工場敷地内に延べ1万6300平方㍍の新棟を建設した。稼働は2020年5月で、報道陣への公開は新型コロナウイルス禍で延期されていた。既存工場棟を含め、従業員600人が穴を開ける「超硬ドリル」、ねじ穴を加工する「超硬タップ」を中心に手掛ける。月間生産は約6000種類、8000ロットという。
 各製造担当部署でホワイトボードに手書きしていた工程表は、進ちょく状況や受注量など全部署で一元管理する「ステイタスモニター」を導入した。他の部署と連携させて情報共有する。既存工場棟も改装し、旧食堂は席順を定めない事務室にし、会議室の名称を海外展開する国名とした。
 大沢伸朗社長は、製造業界で部品の小型化や精密化が進むことを見据え、5G(第5世代移動通信システム)と半導体▽エネルギー▽EV(電気自動車)▽ロボット▽精密金型-の五つの業態に向けた経営戦略を整え、「各ニーズに応えるための加工拠点として鍵を握るのが新城工場」と説明した。
 同行した下江洋行市長は「新城での生産を含め、さらなる飛躍と発展を期待します」とあいさつした。
【安藤聡】

 切削工具大手「オーエスジー」(豊川市)は22日、新城市有海の「NEO新城工場」を報道陣に披露した。デジタル化によって各工程の生産状況がひと目でわかる「見える化」に取り組み、社内全体で製造管理の共有に努めている。
 工場敷地内に延べ1万6300平方㍍の新棟を建設した。稼働は2020年5月で、報道陣への公開は新型コロナウイルス禍で延期されていた。既存工場棟を含め、従業員600人が穴を開ける「超硬ドリル」、ねじ穴を加工する「超硬タップ」を中心に手掛ける。月間生産は約6000種類、8000ロットという。
 各製造担当部署でホワイトボードに手書きしていた工程表は、進ちょく状況や受注量など全部署で一元管理する「ステイタスモニター」を導入した。他の部署と連携させて情報共有する。既存工場棟も改装し、旧食堂は席順を定めない事務室にし、会議室の名称を海外展開する国名とした。
 大沢伸朗社長は、製造業界で部品の小型化や精密化が進むことを見据え、5G(第5世代移動通信システム)と半導体▽エネルギー▽EV(電気自動車)▽ロボット▽精密金型-の五つの業態に向けた経営戦略を整え、「各ニーズに応えるための加工拠点として鍵を握るのが新城工場」と説明した。
 同行した下江洋行市長は「新城での生産を含め、さらなる飛躍と発展を期待します」とあいさつした。
【安藤聡】

披露されたNEO新城工場の新棟=新城市有海で
披露されたNEO新城工場の新棟=新城市有海で
記念撮影する大沢社長(左から3人目)、石川則男会長(右端)ら
記念撮影する大沢社長(左から3人目)、石川則男会長(右端)ら
新城工場で生産される切削工具
新城工場で生産される切削工具

カテゴリー:社会・経済

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